Zerowaste沼津7月カラットモニター報告会開催報告♪

イベントのお知らせ

サンウェル沼津フリースペースを借りて活動の報告会を行いました。

ゴミサー見学会感想と今後の活動について

6月20日に清水町立南小学校で見学したゴミサーは調理時に出る野菜クズと残飯を攪拌し、菌によって分解することでそれらは”水”になり、そのまま下水に流すことが可能な状態になります。水分の多い野菜や残飯を燃やすことなく無駄のない処理が行われていることがわかりとても参考になりました。

攪拌を続け菌と混ざることで、菌による分解が進み、最終的には水分になります。清水南小のゴミサーから排水パイプを通って水分は排水されていきます。1年間に1回の菌の投入という事ですのでメンテナンスもとても簡単そうでした。

Zerowaste沼津では近隣市町の給食の処理について調査し、燃やさず処理する ゴミサーの導入についても提案をしていきたいと考えていたところ 沼津市の学校管理課への聞き取りにより、沼津市の学校にもごみ処理機が導入されていることがわかりました。

話をよく聞いてみたところ、ゴミサーとは違う生ごみ処理機のようです。生ごみなどを堆肥化する処理を行う機械ということですが、塩分を含む含むごみも多い事から堆肥化がうまく行っていない学校もあるという事です。堆肥化できなかった残飯などについては取り出してごみ処理に出し、焼却処理しています。大変古い機械ということなので今後の買い替えなどについて意見交換ができたらいいなと思いました。

見学は可能という事なので、学校管理課を通じて見学に行き現場をさらに調べてみたいと思います。

乾式メタン発酵オリックス寄居バイオマスプラント施設見学会について

市民がつくる沼津のごみプランの会が計画しているごみ処理場の見学会に参加予定です。

百聞は一見にしかず。ごみを燃やさずに処理するその現場を見て理解と実感を深めたいと思います。見学会の後は報告会を開催しますのでしっかりとご報告できるよう写真や動画なども撮影してきます。

Zweowaste沼津のメンバーでも参加できない方がいますので次回8月4日の定期報告会では見学の報告をしたいと思います。

メンバーの悩みの種。キエーロに発生する虫はすごい働きをしています。

熱心なメンバーさん。貝殻を減量するため細かく砕いてキエーロに入れるもなかなか減らない、ということで他のメンバーから貝塚が遺跡として残ってるのだから貝は分解しにくいのでは??という指摘を受けていました。
そのメンバーさんのお悩みは 虫。
実はキエーロの中に虫が存在するメリットは計り知れません。微生物の何倍もの分解を行い、道を作り、排泄物も栄養になります。さらに今回おなやみのアメリカミズアブ通称メリアブちゃんに関して
このような記事を見つけました


<<生ごみ悪臭抑制にアブ活用 幼虫の排せつ物混合>>産経新聞オンライン2023/4/24 23:08

アブの幼虫の排せつ物や食べ残しを生ごみに混ぜると、腐敗臭を抑えられることが分かったと茨城県つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構などの研究チームが24日、発表した。アブの幼虫が生ごみの減量に役立つことは知られており、幼虫を活用した生ごみの処理施設が国内に数カ所あるが、悪臭が課題になっていた。チームは事前に排せつ物を混ぜれば臭いを防げるとし、施設の増加につなげたい考えだ。

チームは生ごみを栄養源に育つアメリカミズアブの幼虫に着目。生ごみの容器内で飼育すると悪臭が減るため、幼虫の腸内細菌が原因物質を分解していると考えた。細菌が含まれる排せつ物や食べ残しを生ごみに対し約10分の1の量、加えると、腐敗臭を最大で7分の1に抑制できることが分かった。

アメリカミズアブは卵を生ごみに加えて育てると約20日間でごみの量を3割程度に減らせることや、育った幼虫が養殖魚の餌になることから、環境に優しいとして既に数カ所の処理施設で活用されていた。だが悪臭が課題で、幼虫の排せつ物が臭いを抑える効果を上回っていたとみられる。

ということで、うまく付き合って行けたらと思います。

次回の定期報告会は8月4日金曜日 フリースペースでお会いしましょう

来月もサンウェル沼津3階のフリースペースでの開催予定です。今回のように虫が・・とか匂いが。。とか色々とお悩みもあるかと思います。夏が近づいてきて今までとは違うお悩みの方もいるかもしれません。カラットとキエーロを使いながらごみ減量に取り組む中での発見した事。思ったことなど、なんでも共有していきましょう。

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